ノイズ (のいず)

望ましくない成分のこと。

音の場合、聴きたくない音はノイズということになるが、何がノイズで何がノイズでないかは人によって異なるうえ、同じ人であってもシチュエーションによってもノイズと感じたり感じなかったりする。

測定においてノイズは邪魔者だが、測定にノイズを使用する場合もあり、対象とする周波数全域で Hz あたりのパワーの期待値が等しい「ホワイト・ノイズ」と、オクターブあたりのパワーの期待値が等しい「ピンク・ノイズ」がよく用いられる。

量子化幅に対して十分大きな振幅を持ち、十分複雑な波形を A/D 変換した際に生じる量子化誤差は、ほぼ一様分布のホワイト・ノイズと見なせるが、振幅が小さかったり正弦波のように単調な波形に対しては量子化誤差成分がホワイトにはならず、聴くと再生音に歪が付加されたように知覚される。

乱数や擬似乱数は再生すると「サー」というホワイトノイズに聞こえるため、産業上有用であっても「ノイズ」と呼ばれている。