無限インパルス応答 (むげんいんぱるすおうとう)

無限インパルス応答は Infinite Impulse Response (IIR) の日本語訳で、ひとたびインパルスをフィルタに入力すると、フィルタ出力がいつまでも続き 0 ばかりになることがない、フィルタの理論上の性質のこと。

内部にフィードバックを含むフィルタは、フィードバックを打ち消すような無駄な回路を含まない限り、必然的に無限インパルス応答 (IIR) になる。

【参考】 ここでいう「無限インパルス応答」は、理想的な線形フィルタにおいて出力が減衰しながらもいつまでも振動を続ける性質を指し、フィルタ内部の非線形性によってフィルタ出力が振動し続けるリミット・サイクルとは区別される。
【参考】 有限語長の固定小数点/浮動小数点で実現された現実のディジタル・フィルタでは、上述のリミット・サイクルが生じないかぎり、出力は有限時間で 0 ばかりになる。