あなたのデータを最優先で保護します

読書の森では、お客様の大切な読書記録とプライバシーを守るため、 業界標準のセキュリティ技術と厳格なデータ管理体制を採用しています。 このページでは、具体的なセキュリティ対策とデータ保護の取り組みについて詳しくご説明します。

データの暗号化

読書の森では、お客様のデータを複数のレイヤーで暗号化し、不正アクセスから保護しています。

通信の暗号化

すべての通信はSSL/TLS(HTTPS)で暗号化され、第三者による盗聴や改ざんを防ぎます。

ローカルデータ保護

ブラウザ内のデータ(localStorage)は、ブラウザのセキュリティ機能により保護されます。

クラウドストレージ

Google Driveに保存されるデータは、Googleの暗号化技術で保護されます。

通信の暗号化(SSL/TLS)

読書の森は、すべての通信にSSL/TLS暗号化を使用しています。 これにより、お客様とサーバー間でやり取りされるデータは、第三者に傍受されても解読できません。

  • TLS 1.2以上を使用:最新の暗号化プロトコルで通信を保護
  • 強力な暗号スイート:AES-256など、業界標準の暗号化アルゴリズムを採用
  • 証明書の検証:正規のSSL証明書により、フィッシング詐欺を防止
  • HTTPSのみ:暗号化されていないHTTP接続は受け付けません

SSL/TLSとは?

SSL(Secure Sockets Layer)/TLS(Transport Layer Security)は、 インターネット上で情報を安全にやり取りするための暗号化プロトコルです。 URLが「https://」で始まる場合、この暗号化が有効になっています。 ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されていることを確認してください。

ローカルデータの保護

ブラウザ内に保存されるデータ(localStorage)は、以下の方法で保護されます:

  • オリジン分離:読書の森のデータは、他のウェブサイトからアクセスできません
  • ブラウザのサンドボックス:悪意のあるスクリプトからデータを保護
  • セキュアコンテキスト:HTTPS環境でのみデータを保存
  • 自動保存機能:データ損失を防ぐため、変更を自動的にブラウザに保存

ブラウザのキャッシュクリアにご注意

ブラウザのキャッシュやCookieをクリアすると、localStorageに保存されているデータも削除される可能性があります。 定期的にバックアップを取ることをお勧めします。

Google Driveの暗号化

Google Driveに保存されるデータは、Googleの高度な暗号化技術により保護されます:

  • 転送時の暗号化:データのアップロード/ダウンロード時にTLSで暗号化
  • 保存時の暗号化:Google Driveのサーバー上でAES-256で暗号化
  • Google認証:OAuth 2.0による安全な認証プロセス
  • アクセス権限管理:お客様のGoogleアカウントでのみアクセス可能

読書の森がアクセスできる範囲

読書の森がGoogle Driveにアクセスする際は、以下の権限のみを要求します:

  • 読書の森が作成したファイルの読み書き(他のファイルにはアクセスしません)
  • ファイル一覧の表示(読書の森が作成したファイルのみ)

お客様の他のGoogle Driveファイルには一切アクセスできませんので、ご安心ください。

プライバシー保護の取り組み

読書の森は、お客様のプライバシーを尊重し、個人情報の取り扱いには細心の注意を払っています。

収集する情報

読書の森では、以下の情報のみを収集します:

情報の種類 収集方法 利用目的
読書記録データ お客様が入力 読書記録サービスの提供
Googleアカウント情報 OAuth認証時 Google Drive連携機能の提供
アクセスログ サーバーアクセス時 サービス改善、セキュリティ対策

収集しない情報

読書の森では、以下の情報は収集していません:

  • クレジットカード情報:決済はStripeを通じて行われ、カード情報は当社サーバーに保存されません
  • 閲覧履歴:他のウェブサイトの閲覧履歴は追跡しません
  • 位置情報:GPSやIPアドレスから位置情報を取得しません
  • 連絡先:お客様のアドレス帳やメールアドレスリストにはアクセスしません

第三者への情報提供

お客様の個人情報を、以下の場合を除き、第三者に提供することはありません:

第三者提供の原則

  • お客様の同意がある場合
  • 法令に基づく場合(裁判所の命令など)
  • サービス提供に必要な範囲(Google Drive連携、決済処理など)

ブラウザストレージの使用

読書の森では、以下の目的でブラウザストレージ(localStorage、IndexedDB)を使用します:

  • ログイン状態の維持:再ログインの手間を省きます
  • 設定の保存:お客様の表示設定などを記憶します
  • セキュリティ:CSRF攻撃などを防止します

アクセス解析について

読書の森では、サービス改善のためにGoogle Analytics 4を使用しています。 Google Analyticsは匿名化されたアクセス情報を収集しますが、個人を特定する情報は収集しません。 広告配信のためのトラッキングは一切行っておりません。 お客様のプライバシーを最優先に考えています。

データの保管期間

お客様のデータは、以下の期間保管されます:

  • アカウント情報:お客様がアカウントを削除するまで保管
  • アクセスログ:最大90日間保管後、自動削除
  • バックアップデータ:最大30日間保管後、自動削除

注:読書ノートのデータはサーバーには保存されません。お客様のローカルストレージまたはGoogle Driveに保存されます。

お客様の権利

お客様は、ご自身の個人情報について以下の権利を有します:

  • アクセス権:保存されているデータの確認を要求できます
  • 訂正権:誤ったデータの訂正を要求できます
  • 削除権:データの削除を要求できます
  • データポータビリティ:データをエクスポートできます

セキュリティ認証情報

読書の森は、業界標準のセキュリティプロトコルと認証を採用しています。

SSL/TLS 暗号化
OAuth 2.0 認証
Stripe 決済認証

SSL/TLS証明書

  • 証明書の種類:信頼された認証局(CA)が発行したSSL証明書を使用
  • 自動更新:証明書は自動的に更新され、常に有効な状態を維持
  • ブラウザ対応:主要なブラウザすべてで信頼される証明書

OAuth 2.0 認証

Google Driveとの連携には、OAuth 2.0という業界標準の認証プロトコルを使用しています。

  • パスワード不要:Googleアカウントのパスワードを読書の森に入力する必要はありません
  • 限定的なアクセス権限:必要最小限の権限のみを要求
  • いつでも取り消し可能:Googleアカウントの設定からアクセス権を取り消せます
  • 安全なトークン管理:アクセストークンは暗号化して保存

OAuth 2.0の仕組み

OAuth 2.0は、パスワードを共有せずに、第三者アプリに限定的なアクセス権を与える仕組みです。 読書の森がGoogle Driveにアクセスする際、お客様はGoogleのログイン画面で直接認証を行います。 読書の森がお客様のGoogleパスワードを知ることはありません。

決済処理のセキュリティ

有料プランの決済処理には、Stripeという世界的に信頼されている決済代行サービスを利用しています。

  • PCI DSS準拠:クレジットカード業界のセキュリティ基準を満たしています
  • カード情報の非保持:クレジットカード情報は当社サーバーに保存されません
  • 3Dセキュア対応:不正利用を防ぐ追加認証に対応
  • 暗号化通信:すべての決済情報は暗号化されて送信されます

セキュリティ監査

読書の森では、定期的にセキュリティ監査を実施し、脆弱性の早期発見と対策に努めています。

  • コードレビュー:セキュリティの専門家によるコード監査
  • 脆弱性スキャン:自動ツールによる定期的なスキャン
  • セキュリティアップデート:発見された脆弱性は速やかに修正
  • インシデント対応:セキュリティ事故発生時の迅速な対応体制

バックアップとデータ復旧

大切な読書記録を失わないよう、定期的なバックアップと適切なデータ管理が重要です。

推奨バックアップ戦略

「3-2-1ルール」に従ったバックアップをお勧めします:

3-2-1バックアップルール

  • 3つのコピー:元データ + バックアップ2つ
  • 2種類のメディア:ローカルファイル + クラウドストレージ
  • 1つはオフサイト:Google Driveなど、別の場所に保存

バックアップ方法

方法1: ローカルファイルに保存

  1. 設定を開く
    画面右上の[設定]ボタンをクリック
  2. データ管理タブを選択
    [データ管理]タブをクリック
  3. ローカルに保存
    [ローカルに保存]ボタンをクリックし、JSON形式で保存
  4. 安全な場所に保管
    外付けHDDやUSBメモリにコピーして保管

保存時の警告メッセージについて

Chrome や Edge でローカルに保存する際、以下のような警告が表示されることがあります:

「警告: このサイトはあなたが行った編集内容を参照できます」

これは心配する必要はありません。この警告は、ブラウザの「File System Access API」という機能を使ってローカルファイルにアクセスする際に、すべてのWebサイトに対して表示されるブラウザ標準のセキュリティ通知です。

読書の森がアクセスするのは、あなたが保存先として選択したファイルまたはフォルダのみです。選択していない場所のファイルを見たり、変更したりすることは一切ありません。

この警告が気になる場合は、代わりにGoogle Drive保存をご利用ください。クラウド保存ではこの警告は表示されません。

方法2: Google Driveに保存

  1. Google Driveに接続
    初回のみ:[設定] → [Google Drive]タブ → [Google Driveに接続]
  2. 定期的に保存
    [データ管理]タブ → [Google Driveに保存]
  3. ファイル名に日付を含める
    例:「読書記録_2025-01-15.rfnote」
  4. 古いバックアップも保持
    上書きせず、複数世代のバックアップを残す

推奨バックアップスケジュール

  • 毎日:ブラウザのlocalStorageに自動保存(自動)
  • 週1回:Google Driveに手動保存
  • 月1回:ローカルファイルに保存し、外部メディアにコピー
  • 重要な更新時:即座にバックアップを取る

データ復旧の手順

データを誤って削除してしまった場合や、別のデバイスでデータを使いたい場合の復旧手順です。

ケース1: 誤って本を削除してしまった

  1. 元に戻すボタンをクリック
    削除直後であれば、画面下部の[元に戻す]ボタンで復元できます
  2. バックアップから復元
    [元に戻す]が使えない場合は、最新のバックアップファイルを読み込みます

ケース2: ブラウザのデータが消えた

  1. Google Driveから復元
    [設定] → [データ管理] → [Google Driveから読み込み]
  2. ローカルファイルから復元
    [設定] → [データ管理] → [ローカルから読み込み] → バックアップファイルを選択

ケース3: 別のデバイスでデータを使いたい

  1. 元のデバイスで保存
    Google Driveまたはローカルファイルに保存
  2. 新しいデバイスで読み込み
    同じGoogleアカウントでGoogle Driveから読み込むか、ファイルを転送して読み込み

データ復旧時の注意

  • ファイルを読み込むと、現在のデータが上書きされます
  • 必要に応じて、現在のデータもバックアップしてから復旧してください
  • 複数のバックアップがある場合は、最新のものから試してください

データ消失を防ぐベストプラクティス

  • 変更後は必ず保存:編集後は[保存]ボタンをクリックしてlocalStorageに保存してください
  • 通常モードでブラウザを使う:シークレットモードでは使わない
  • 定期的にバックアップ:週1回はGoogle Driveに保存
  • ブラウザのキャッシュクリアに注意:クリア前に必ずバックアップ
  • 複数の保存先を利用:ローカルとクラウドの両方に保存
  • 未保存時はF5キーに注意:未保存の変更がある場合は確認ダイアログが表示されますが、キャンセルを選んでデータを保存してからリロードしてください

サーバー側のバックアップ

読書の森のサーバー側でも、お客様のデータを保護するためのバックアップを実施しています:

  • 日次バックアップ:毎日自動的にバックアップを作成
  • 30日間保管:過去30日分のバックアップを保管
  • 地理的冗長性:複数のデータセンターにバックアップを分散
  • 暗号化保存:バックアップデータも暗号化して保存

サーバー障害時の対応

万が一サーバー障害が発生した場合でも、バックアップから迅速にデータを復旧します。 過去の事例では、障害発生から1時間以内にサービスを復旧しています。 障害情報はお知らせページで随時更新いたします。

セキュリティに関するお問い合わせ

セキュリティに関するご質問や、脆弱性を発見された場合は、
以下のメールアドレスまでご連絡ください。

security@allisone.co.jp

脆弱性の報告は責任ある開示(Responsible Disclosure)の原則に従い、
修正完了まで公表をお控えいただけますようお願いいたします。